講師紹介

 

「社員第一主義・人間性尊重の経営」で全国の注目を集めるネッツトヨタ南国。同社の人財開発の要として30年に渡り積み上げてきた経験と、日本経営品質賞受賞に導いた経営実践の知見を融合し、持続的繁栄を遂げる経営実學の場を全国展開しています。2010年に発足したビスタワークス研究所では、経営支援事業で得た収益を高知の小中大学生学生の「生きる力」を引き出す支援活動へと循環させることで、地域、業種・業界を超えたネットワークづくりによって和を尊ぶ日本社会・文化の再生に挑戦しています。

2000年、トヨタビスタ高知(現ネッツトヨタ南国)入社。3年間の営業部門での勤務後、同社を退職し、単身イギリスへ留学。MBA取得後、東京の大手コンサルティング会社に勤務するものの「故郷・高知で本氣の仕事がしたい」という想いから帰郷。ネッツ南国の新しい事業部門、ビスタワークス研究所に再入社を果たす。同社の経営上の最重要業務の一つである採用と新入社員教育にチーフとして携わる傍ら、社外では高知県の若手人財育成のためのインターンシップ研究会を立ち上げ、人づくりや経営品質などについて実践学習を積み重ねる。最近では学生向けキャリア教育や高知県内の教育機関向け講演会のみならず、サービス・小売業・製造業など様々な業種・業界の全社員学習会や組織活性化の鍵となるミドルリーダーの育成を目的とした学習会で「自ら考え行動する人財の育成」を主テーマに、年間150回以上の講師を務めている。

東京での営業経験を活かして、2001年にネットヨタ南国株式会社(旧トヨタビスタ高知)へ営業スタッフとして中途入社。新車・中古車の販売を8年間担当。同社の全ての拠点で実務経験を積み、営業グループリーダー、プロジェクトチームリーダーを務めイベントなどの企画・運営にも深く携わる。2009年にビスタワークス研究所へ異動。ネッツトヨタ南国の採用、新入社員教育・人財開発業務を担当しながら、企業向け講演会や研修のコーディネート、および他企業への採用業務の支援、インターンシップや学生向けのキャリア教育を含めた業務全般を統括する。

1917年より続く西山グループの資本家の一員として、数社の取締役を務めています。グループ系列企業数社を経て副社長に就任したネッツトヨタ南国では、経営トップとして1980年の設立当初から、経営の最重要テーマとして「人づくり」の問題に取り組み、1987年、同社代表取締役社長。2007年、同社代表取締役会長。2010年、同社取締役相談役に就任して現在に至ります。現在は高知県産業界の人材にまつわる問題解決にあたるべく、「土佐経済同友会(2000年~2004年)」「高知県パワーカンパニー会議」「高知県経営品質協議会」などの代表幹事、高知県教育委員会が主導する「土佐の教育改革」委員などを務めながら「人づくり」に関する様々な提言をおこなっています。2002年には日本経営品質賞、2014年にはホワイト企業大賞を受賞し、他にも多くの賞を受賞しています。